プール跡地に限定した公園整備ですが、市の計画案(120台の駐車場、大型車の駐車場なし)より災害にも安全で広い地下駐車場を備え(最大160台程度、大型車駐車場4台分)、施設も充実し、芝生広場やイベント広場もより充実した、緑化され景観にも配慮された完全バリアフリーの公園計画です。
→現在の凹地を生かして市の計画案(120台)より大きい140台の駐車場を実現します。
→現在の凹地を生かすので、大型ダンプ5000台分の土砂埋立は不要となり工事費も削減できます。
→屋上は国道134号線と同じレベルの完全バリアフリーを実現した広い芝生広場/緑陰広場とします。
→市の計画では海岸林を切り開いた広大な屋外駐車場が広がりますが、この案では駐車場は地下ですから全く見えません。公園整備はプール跡地に限定され、しかも地上部は芝生広場/緑陰広場となり海岸の景観を保全できます。
→市の計画では8.5mまでしか造成しないので9.0mの前面道路と敷地の間に段差が生じ、使いにくい公園となります。
→国道134号線側は全面的に緑陰広場となり、キッチンカーも入れるイベント広場として賑わいを演出します。
→国道134号線に面した緑陰広場は箱根駅伝の中継基地としても活用できます。市の計画では段差が有りできません。
→海側は海への眺望を楽しめる施設屋内空間の延長としての屋外テラスを設け、テラスカフェなどとします。
→中庭では強い海風が吹き抜けない穏やかな屋外空間としてバーベキューも楽しめます。
→地上には、市の計画案には無い大型車駐車場が4台分あり、団体客も受入可能です。
→地下駐車場には搬出入サービス車専用スペースが有り、サービス作業もスムーズに行えます。
→市の案では物販施設やカフェなどの施設は990㎡しかありませんが、この案では1,000㎡以上設置可能です。
→市の案では屋外バーベキュー場やコンビニ程度しか目玉となる施設がありませんが、この案では集客効果が抜群に高い水族館や、海洋深層水を活かしたタラソテラピー施設があり、青少年の課外学習にも役立つ「平塚の海学習施設」があります。
→かつて製塩産業が盛んだった地区の歴史を継承し、直ぐ沖合には海洋深層水が取水できる相模海底谷がある地の利を活かし、また既存プールの海水取水口を活用して海洋深層水を取水し活用販売する施設を設けます。
→昭和14年に開業した市営龍城ヶ丘プールは、元祖タラソテラピー施設と言って良い海水のプールでした。その歴史と海洋深層水を活用して、相模湾唯一の新たなタラソテラピー施設を設けます。
→人気の水族館は、小規模ながら相模川や金目川流域の淡水の生物展示を中心として、維持管理費の低減を図りながらインスタ映えのする美しい展示と平塚市博物館と連携して高い教育効果のある施設とします。
→市の計画案では身障者は介助者がいても移動が困難な急なスロープを使わなければ浜辺に降りられませんが、この案では地下駐車場から同一レベルで車椅子を使用して浜辺に出られます。
→市の計画では広大な公園内に津波避難施設が1箇所しかありませんので3分で到達する9mの津波から避難できませんが、この案では同一建物内の屋上が津波避難施設ですから全員が直ちに避難可能です。駐車場も建物内ですから津波で浸水しません。市の計画案における駐車場の車は津波で流されて危険ですが、この案では車も安全です。
→市の計画案では既存の海岸林の約70%を伐採し、敷地の約40%を舗装された屋外駐車場にするため、周辺住宅地に対する飛砂、塩害、強烈な海風などの被害を拡大しますが、この案では海岸林は保存され舗装された屋外駐車場もほとんど無いため周辺住宅地に対する影響はほとんど無く、むしろ現状より大いに改善されます。
→市の計画案では国道からの駐車場出入口が4箇所もあり、その内の2箇所は信号も無いため極めて危険ですが、この案では出入口は信号のある交差点1箇所のみですから極めて安全で既存の激しい交通を阻害しません。
以下は2019年度の資料です。
平塚市の公募対象公園施設2,500平方メートルという要求に対応した提案となっています。
参考にご覧下さい。